[A-00078]ExcelでVLOOKUPを使う

excelのvlookupの使い方まとめ。

つかうまでのハードルが高い(ほかの関数にくらべるとちょっとむずかしかった)ので何個か例を交えて説明したい。

・基本的な使用方法

きほんてきな使用方法はDBのクエリみたいな使い方になります。

あるテーブルに対して[SELECT column2 FROM table WHERE column1 = input_val]みたいな動きをします。

下記の例をみてください。

式は[VLOOKUP(A2, A6:B10, 2 FALSE)]となります。

第一引数にはどの値で検索したいかを決めます。この場合A2セルとなります。

第二引数に指定するのはデータベースで言うとテーブルです。

上記ではA6セルからB10セルまでの四角い範囲を指定しています。

第三引数には、第二引数で指定したテーブル(範囲)の中の表示したい値(左から何列目か)を指定します。上記の場合、商品名欄(A2)に入力した値から値段を表示したいので左から2列目に当たります。なので値に「2」と入力しています。

第四引数はTRUE(あいまい検索)、FALSE(完全一致検索)を指定します。上記の場合は完全一致検索を指定しています。

応用編1

下記の表は総務部で次期のボーナスを計算する為、各部署の情報を元にボーナス額をVLOOKUP関数を使用して算出しています。

まずB列では別シートからA列の氏名を元にしてVLOOKUP関数で情報を引き出しています。

<総務部シート>

<人事部シート>

VLOOKUP関数の式を見てわかる通り、人事部シートのB2からD7までを検索範囲として、氏名に一致する階級列(人事部シートのD列)を参照しています。

つぎに総務部シートの次年度報酬列(C列)の式を見てみます。

<総務部シート>

<経理部シート>

総務部シートのC列では、経理部シートの給与列(B列)をVLOOKUP関数で参照し、その値に4.5カ月(4.5)を掛けて次年度のボーナスを決定しています。このように各シートの情報を参照してその値に対してさらに計算式を定義することでいちいち入力する手間を省きます。

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